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クリニックフォアのオンラインニキビ治療は、保険が使えない自由診療です。初回は診察料1,650円と配送料550円に薬代がかかり、外用薬3点セットなら合計5,104円です(2026年10月8日時点・税込)。
通院の時間が取れない人には現実的な選択肢です。一方、薬剤費を抑えたいなら保険の皮膚科が向きます。この記事では、公式サイトに載っている料金・薬・注意事項をもとに、申し込む前に知っておきたいことを整理します。
- 公開日: 2026年10月8日
- 最終更新日: 2026年10月8日
※クリニックフォアのニキビ治療は自由診療(保険適用外)です。ニキビへの使用が国内未承認の薬(イソトレチノイン)は、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
結論:クリニックフォアのニキビ治療は「通院しにくい人向けの自由診療」

クリニックフォアのオンラインニキビ治療は、スマホやPCで医師の診察を受け、処方された薬を自宅に配送してもらう自由診療です。運営は医療法人社団エムズで、東京・大阪・福岡などに対面のクリニックもあります。
要点は次の4つです。
- 費用:保険は使えません。初回は診察料1,650円+配送料550円+薬代(2026年10月8日時点・税込)
- 薬:アダパレンゲル(ディフェリンの後発品)、クリンダマイシンゲル(ダラシンの後発品)、ベピオ、ビブラマイシンなど
- 注意:ニキビへの使用が国内で承認されていない飲み薬(イソトレチノイン)もメニューにあります
- 配送:14時までの決済で当日発送、最短で翌日に届きます(エリアにより異なります)
薬剤費を抑えたいなら、保険が使える皮膚科のほうが安く済みます。クリニックフォア自身も、ニキビを含む皮膚科のオンライン保険診療を別のメニューで行っています。
料金:初回は薬代+2,200円(外用薬3点セットで5,104円)

クリニックフォアのニキビ治療は、初回に診察料と配送料、選んだ薬の代金がかかります。公式ページの料金から、初回の総額を計算すると次のとおりです。
| 内容 | 薬代(税込) | 初回の総額(診察料1,650円・配送料550円込み) |
|---|---|---|
| 外用薬3点セット(アダパレンゲル15g・クリンダマイシンゲル20g×2本・ヘパリン類似物質ローション50g) | 2,904円 | 5,104円 |
| 軽症・中等症用 治療基本セット(外用薬3点+ビブラマイシン100mg 30錠) | 7,304円 | 9,504円 |
| 重症治療 基本セット(外用薬3点+ベピオローション15g+ビブラマイシン100mg 60錠) | 13,794円 | 15,994円 |
| アダパレンゲル15g(単品) | 1,078円 | 3,278円 |
| ベピオローション15g(単品) | 2,090円 | 4,290円 |
| ベピオウォッシュゲル20g(単品) | 2,550円 | 4,750円 |
※2026年10月8日に公式のニキビ治療ページで確認した価格です。料金は変わることがあるため、最新の金額は公式ページで確認してください。
2回目以降は、前回の診察で処方された薬の範囲であれば、マイページから追加の配送を頼めます(薬代と配送料がかかります)。ただし、発送前に医師の判断で再度の診察が必要になる場合があります。オンラインの自由診療を再診する場合、クリニックフォアで対象の決済履歴があれば診察料は無料です。
定期配送は対象の薬が15%オフ、翌月から休止もできる
定期配送の価格が載っている薬(ヘパリン類似物質ローションと十味敗毒湯)は、通常価格から15%オフになります。セットや単品の外用薬には定期配送の価格の記載がなく、イソトレチノインは定期配送の対象外です(2026年10月8日時点の価格表)。2回目の薬は初回の決済日の20日後に発送され、薬が合わなくなったときや休薬するときは翌月から配送を休止できます。
ただし、抗生物質やイソトレチノインなど毎回の診察が必要な薬は、追加配送できないものがあります。
処方される薬と、当サイトの解説記事

クリニックフォアのニキビ治療で処方される薬は、皮膚科で保険診療に使われる薬と同じ成分のものが中心です。2026年10月8日時点で公式ページに載っている主な薬と、効き目・副作用を添付文書の原文で解説した当サイトの記事は次のとおりです。
| 薬(公式の表記) | 区分 | 当サイトの解説記事 |
|---|---|---|
| アダパレンゲル(ディフェリンの後発品) | 外用薬 | ディフェリンゲル |
| クリンダマイシンゲル(ダラシンの後発品) | 外用薬 | ダラシンTゲル |
| ベピオローション・ベピオウォッシュゲル | 外用薬 | ベピオゲル・ベピオの使い方 |
| ビブラマイシン(ドキシサイクリン) | 内服薬 | 皮膚科でもらうニキビ薬 |
| 十味敗毒湯(細粒) | 漢方薬 | 十味敗毒湯の副作用 |
| ヘパリン類似物質ローション0.3%(ヒルドイドの後発品) | 外用薬(保湿) | — |
どの薬をどれだけ使うかは、診察で医師が決めます。公式ページは、白ニキビ・黒ニキビ中心で赤ニキビ・黄ニキビがおおよそ10個以内を「軽症」、10〜40個程度を「中等症」、40個以上や融合しているものを「重症」の目安としています。
2026年10月8日時点で、公式のニキビ治療ページの取り扱い薬と価格表には、エピデュオゲル、デュアック配合ゲル、ゼビアックス、アクアチム、ミノマイシンの記載はありません。これらの薬を希望する場合は、皮膚科で相談してください。
主な副作用(公式ページの記載)
公式ページは、処方する薬の主な副作用を次のように載せています(抜粋)。気になる症状が出たときは、自己判断で続けずにクリニックに相談してください。
- アダパレンゲル・ベピオ:赤み、ヒリヒリ感、皮むけ、乾燥
- クリンダマイシンゲル:皮膚のつっぱり感、かゆみ、赤み
- 抗生物質の内服(ビブラマイシン):食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、口内炎、発疹、アナフィラキシー、薬剤性過敏症症候群
- 十味敗毒湯:発疹、かゆみ、食欲不振、胃部不快感、下痢など。まれなものとして偽アルドステロン症、ミオパチーなど(詳しくは十味敗毒湯の副作用)
添付文書にもとづく詳しい副作用は、表の当サイトの記事で解説しています。
ニキビへの使用が国内で承認されていない薬もある(イソトレチノイン)
クリニックフォアのメニューには、イソトレチノイン(飲み薬)があります。ニキビへの使用は国内で承認されていません(国内の承認品は神経芽腫用のイソトレックスだけです)。公式ページの注意事項には、次のことが書かれています。
- 入手経路:厚生局の手続きを経て、医師の判断のもとで輸入したもの
- 国内の承認薬:ニキビ治療薬として国内で承認された薬には、ビブラマイシンなどがある
- 海外の情報:米国食品医薬品局(FDA)が1982年にニキビ治療薬として承認。妊婦が服用した場合の胎児の奇形、うつ症状、急性膵炎などの副作用が記載されている
- 救済制度:重い副作用が出ても、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外
服用中から服用終了後1か月は避妊が必要で、献血もできません。抗生物質の内服やアダパレン・ベピオとは併用できないとされています。
公式ページの費用は、1か月分で20mgが10,450円、40mgが20,350円です(税込・2026年10月8日時点。診察料・配送料は別)。定期配送の対象外で、毎回の診察が必要とされています。
当サイトはイソトレチノインのリスクの解説にとどめており、この薬の処方を目的とした受診はおすすめしていません。詳しくはイソトレチノインとはとイソトレチノインの副作用で解説しています。
同じページには、低用量ピルのマーベロンも載っています。マーベロンは避妊薬で、ニキビの治療に使うのは適応外です。公式ページは、こちらも救済制度の対象外としています。
自由診療と保険診療の違い:薬剤費を抑えたいなら保険の皮膚科

薬剤費は、保険の皮膚科のほうが小さくなります。たとえば、先発品のディフェリンゲル15gは、保険の3割負担なら薬剤費が約180円です(厚生労働省の薬価基準で1gあたり40.1円=令和8年8月13日適用の外用薬リストから計算した概算)。クリニックフォアの自由診療では、後発品のアダパレンゲル15gが1,078円です。
| 項目 | クリニックフォア ニキビ治療(自由診療) | クリニックフォア オンライン保険診療(皮膚科) | 一般の皮膚科(保険・対面) |
|---|---|---|---|
| 支払い | 全額自己負担 | 保険の自己負担+システム利用料1,000円 | 保険の自己負担 |
| 診察 | ビデオまたは電話 | オンライン | 対面 |
| 初診の費用(薬代を除く) | 診察料1,650円+配送料550円 | 3割負担で1,830〜2,350円の目安(システム利用料込み) | 保険の点数による |
| 薬の受け取り | クリニックから配送(配送料550円) | 薬局から(院外処方。薬代は薬局で支払う) | 処方箋を薬局に持って行く |
| 向いている人 | 通院できず、費用より手軽さを優先したい人 | 通院できず、保険で受けたい人 | 費用を抑えたい人・直接診てほしい人 |
※2026年10月8日時点の公式ページの情報です。オンライン保険診療の金額は公式ページの目安(2025年6月時点)で、保険診療の自己負担は年齢や所得、受診内容によって変わります。
総額は、診察料・調剤の費用・システム利用料を含めて比べる必要があります。薬の組み合わせによっては、差が小さくなることもあります。
クリニックフォアのオンライン保険診療(皮膚科)は、対象の症状に「ニキビ」を挙げています。処方できる薬の例は外用薬・保湿剤・抗菌薬・漢方薬などと書かれており、自由診療のニキビ治療と同じ薬が出るとは限りません。触診や検査が必要な場合は、対面での受診を案内されることがあります。皮膚科は6歳以上が目安とされています。
皮膚科でもらえる薬と保険の自己負担の目安は、皮膚科でもらうニキビ薬でまとめています。
予約から薬が届くまでの流れ

クリニックフォアのニキビ治療は、予約から決済までをスマホで進められます。電話やメールでの予約は受け付けていません。
- 公式のニキビ治療ページから、オンライン診療の日時を選ぶ(2026年10月8日の確認時は、7時〜23時30分の15分刻みの枠が表示されていました)
- アカウントを登録し、事前の問診に答える
- 予約した時間に、医師がビデオチャットまたは電話で診察する
- 診察後、メールやマイページから決済する(クレジットカード・デビットカード、Paidy、GMO後払い、Jamm、Amazon Pay)
- 14時までの決済で当日発送、最短で翌日に届く(診療時間やお届け先のエリアによって異なります)
予約時間の変更は、診察の15分前までできます。
※クリニックフォアのニキビ治療は自由診療(保険適用外)です。ニキビへの使用が国内未承認の薬(イソトレチノイン)は、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
運営元と「怪しい」と言われる点の実際

クリニックフォアは、医療法人社団エムズ(2019年9月設立・埼玉県さいたま市)が運営するクリニックのグループです。2026年10月8日時点で、札幌・東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・福岡に22院の対面クリニックがあります。
検索では「クリニックフォア 怪しい」「違法」という言葉も出てきます。オンライン診療の広告をよく見かけることや、国内未承認の薬を扱っていることが理由として考えられます。
公式サイトでは、料金を診察前から公開しています。未承認の薬や適応外の使い方については、入手経路や救済制度の対象外であることを注意事項として掲載しています。
当サイトが「効果の体験談」を載せない理由
ほかのレビュー記事には「ニキビがきれいになった」といった体験談が並ぶこともありますが、当サイトでは掲載しません。医療機関の広告では、治療の内容や効果についての体験談を載せることが医療法施行規則と医療広告ガイドラインで禁止されているためです。
薬の効き目には個人差があり、他人の体験はあなたの結果を保証しません。判断の材料には、どんな薬が処方されるのか、その薬の添付文書に何が書かれているかを使ってください。
クリニックフォアのニキビ治療が向いている人・向いていない人

クリニックフォアのニキビ治療は、費用よりも「通院せずに済むこと」を優先したい人に向いています。
向いている人
- 仕事や学校で、皮膚科の診療時間内に通院するのが難しい人
- 近くに皮膚科がない、または待ち時間を避けたい人
- 市販薬を添付文書の日数まで使っても、よくならなかった人
- 予約・診察・決済をスマホで済ませたい人
市販薬の見切りの日数は製品ごとに違います(5〜6日間または1ヵ月位)。詳しくは大人ニキビの市販薬で解説しています。
向いていない人
- 薬剤費をできるだけ抑えたい人(保険の皮膚科か、同院のオンライン保険診療が向きます)
- エピデュオやデュアックなど、ニキビ治療ページに載っていない薬を希望する人
- しこりや強い痛みがある、範囲が広いなど、皮膚科で直接診てもらいたい状態の人(編集部の目安)
妊娠中・授乳中の人や、妊娠を考えている人は、使えない薬があるため、診察で必ず伝えてください。
申し込む前に知っておきたい注意点

クリニックフォアのニキビ治療は、診察を受けた時点で費用が発生します。申し込む前に、次の点を確かめておくと安心です。
- 診察料:診察後に薬を受け取らなくても、診察料はかかります
- キャンセル:医師が待機している時間に無断でキャンセルすると、キャンセル料がかかる場合があります
- 医師の指定:担当医師や医師の性別は指定できません
- 追加配送:抗生物質やイソトレチノインなど、毎回の診察が必要な薬は追加配送できないものがあります
- 救済制度:未承認の薬と適応外の使い方は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外です
問い合わせ先は、クリニックフォアの公式サイトの問い合わせフォームか、メール(online-support@clinicfor.life)です。
クリニックフォアのニキビ治療に関するよくある質問

Q1. クリニックフォアのニキビ治療は保険が使えますか?
ニキビ治療のメニューは自由診療のため、保険は使えません。保険で受けたい場合は、クリニックフォアのオンライン保険診療(皮膚科)か、一般の皮膚科を受診してください。
Q2. 診察だけ受けて、薬を買わなくてもいいですか?
薬を受け取らないこともできますが、診察料1,650円(税込)はかかります。
Q3. 薬はいつ届きますか?
14時までに決済すると当日に発送され、最短で翌日に届きます。診療時間やお届け先のエリアによって異なります。
Q4. エピデュオやデュアックは処方してもらえますか?
2026年10月8日時点で、公式のニキビ治療ページにエピデュオゲルとデュアック配合ゲルの記載はありません。これらの薬を希望する場合は、皮膚科で相談してください。
Q5. 未成年でも受診できますか?
2026年10月8日時点で、公式の利用規約、よくある質問、ニキビ治療ページに未成年の受診条件の記載を確認できませんでした。予約の前に、クリニックフォアの問い合わせ窓口で確認してください。なお、オンライン保険診療(皮膚科)のページには「6歳以上」を目安とする記載があります。
Q6. 定期配送はやめられますか?
公式ページによると、薬が合わなくなった場合や休薬するときは、翌月から定期配送を休止できます。
Q7. 市販のニキビ薬とは何が違いますか?
クリニックフォアで処方される薬は、医師の診察を受けないと手に入らない処方薬です。処方薬がなぜ市販されていないのかは、処方のニキビ薬は市販で買える?で解説しています。
Q8. ほかのオンライン診療も比べたいです
当サイトでは、ニキビのオンライン診療として東京美肌堂の仕組みと料金も解説しています。保険で受けられるサービスも含めた選び方とサービスの一覧は、ニキビのオンライン診療の選び方でまとめています。
まとめ:通院が難しいなら、料金と薬を確かめてから予約を

クリニックフォアのニキビ治療は、通院が難しい人が、スマホで診察から薬の受け取りまでを済ませるための自由診療です。初回は薬代に診察料と配送料の2,200円が加わり、外用薬3点セットなら5,104円です。薬剤費は保険の皮膚科のほうが小さくなります。
予約の前に、希望する薬が取り扱いにあるか、初回の総額がいくらになるかを公式ページで確かめてください。ニキビへの使用が国内未承認のイソトレチノインは、救済制度の対象外であることも覚えておきましょう。
※クリニックフォアのニキビ治療は自由診療(保険適用外)です。ニキビへの使用が国内未承認の薬(イソトレチノイン)は、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
免責事項
本記事は2026年10月8日時点の公式サイトの公開情報にもとづく一般的な情報提供であり、特定の医療機関の受診を推奨したり、治療の効果をお約束したりするものではありません。治療の内容や薬は、医師の診察によって決まります。
料金や取り扱いの薬は変更される場合があるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。本記事は医師の監修を受けたものではありません。症状が続く場合や悪化した場合は、皮膚科専門医にご相談ください。

