化粧水についてのお話しです。
あまりお肌に関心がない人でも使っているアイテムと言えば「化粧水」だと思います。
男性でも髭剃り後や保湿のために使用している方も多いです。
(余談ですが、最近の男性化粧品の充実ぶりには目を見張ります!)
では、お肌にいい化粧水ってどんな化粧水なのでしょう?
どんなポイントに注目して選んでいますか?
一番多い答えは「保湿」だと思います。
なんでかよく知らないけど、お肌は保湿しなきゃいけないという情報は浸透しています。
お肌を保湿する目的は、肌のバリア機能を維持するため。
肌表面にある角質層は、大切な肌を守る、例えるなら「外壁」、外壁である「角質層に水分と油分が理想的なバランスで保たれること」。
この(水分と油分の)モイスチャーバランスが整ったお肌はニキビができても治りやすく、シミ、しわ、たるみ、くすみ、あらゆる肌トラブルを予防します。
「ニキビ=脂っぽい肌」というイメージが多いですが、サロンにいらっしゃるほとんどの方が乾燥により毛穴を詰まらせています。
なので化粧水で水分を補うのは勿論ですが、しっとりとしたお肌を保つには油分も必要なんです。
★化粧水を選ぶ着眼点★
化粧水のボトルや箱にはカタカナで成分がずらずらと表記されています。
薬品に関係するプロ以外、これを読み解ける方は少ないでしょう。
結局はCMのイメージ、パッケージデザイン、香り、箱に書いてある「潤い」「しっとり」「滑らか」「透明感」などのキーワードを頼りに使ってみるのだと思います。
よくある質問がこちら。
「化粧水は安くてもたっぷりつければいいのでしょうか?」
化粧水を肌につけた時に潤うのは当たり前です。
肌表面が濡れるだけなら、水分を与えるなら、水道水でもよいのではないでしょうか?
違います。水道水でよければ、世の中に化粧水自体が存在しません(笑)
大切なのは、時間が経っても「肌の中にとどまる水分」、つまり持続性です。
化粧水を選ぶ際には、○○エキス配合とかもいいですが・・・
①肌の奥まで浸透する構造
(どこまで浸透するかはメーカーによってかなり違います)
②お肌の中に留まる成分が配合されていること
(細胞に水分を抱え込んでくれないと意味なし)
この2点が基本中の基本です。