【2025年最新】ハーブピーリング 剥離あり 完全ガイド – 専門家が効果・リスク・料金相場を徹底解説!

ニキビの治し方

よしこ先生
よしこ先生

近年、美容業界で注目を集める「剥離ありハーブピーリング」。天然由来のアプローチで肌の根本改善が期待できる一方、「剥離」という言葉から連想される不安や、ダウンタイムへの心配を抱く方も多いのではないでしょうか。

「実際の効果は?」「リスクや痛みは?」「サロンと市販品、どっちがいいの?」

本記事では、こうした疑問や不安に専門的かつ誠実にお答えします。ハーブピーリングの仕組みから、期待できる効果、そして避けては通れないリスクや長期的な安全性に関する最新の知見まで、科学的根拠に基づいて徹底解説。

あなたにとって最適な選択ができるよう、安全で効果的な美肌への道筋を明確にご案内します。

記事執筆:ニキビ研究所所長 牛尾佳子

AI音声ガイド:AIキャスターによる当記事の音声ガイドを作りました。記事と併せてお聴きください(約9分)。

ハーブピーリングの基礎知識

植物の棘(とげ)で肌の再生力を促し、古い角質を剥がすハーブピーリング。効果が高い分ダウンタイムが生じる「剥離あり」と、穏やかな「剥離なし」のタイプから選べます。

>> ハーブピーリングはニキビ跡に効果あり

剥離ありハーブピーリングとは?

剥離ありハーブピーリングは、淡水海綿などから抽出された植物由来の微細な棘状成分(スポンジア)を肌の角層に浸透させる施術です。この棘状成分が肌に微細な刺激を与えることで、肌は自らを修復しようと活発に働き始めます。この過程で、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が促進され、古い角質が自然に剥がれ落ちることが期待されます。

従来のケミカルピーリングが酸の力で角質を「溶かす」のに対し、ハーブピーリングは肌本来が持つ「再生能力を引き出す」という、より自然なアプローチが特徴です。

剥離あり vs 剥離なし|あなたに合うのはどっち?

ハーブピーリングには、効果の現れ方やダウンタイムが異なる「剥離あり」と「剥離なし」の2タイプが存在します。どちらが自分に適しているか、以下の比較表で確認してみましょう。

比較項目剥離あり剥離なし
使用成分高濃度棘状成分配合棘状成分なし/微量
アプローチ層表皮全体角層のみ
皮むけ3~7日間発生ほとんどなし
ダウンタイム5~10日程度ほぼなし
施術頻度月1回程度週1~2回
即効性比較的高い緩やか
施術コスト高め(15,000~50,000円)控えめ(5,000~15,000円)

「剥離あり」は一度の施術で高い効果を期待したい方、ダウンタイムを確保できる方向けです。「剥離なし」は、ダウンタイムを避けたい方や、穏やかな変化を求める方に適しています。

ケミカルピーリングとの根本的な違い

ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸といった化学薬品(酸)を用いて、古い角質を化学的に溶解させる施術です。一方、ハーブピーリングは天然由来の成分で肌の自己再生能力を促すバイオロジカル(生物学的)なアプローチです。

この作用メカニズムの違いから、ハーブピーリングは肌本来の機能を高めながら肌質改善を目指せると考えられています。

期待できる効果と科学的根拠

ハーブピーリングの効果

剥離ありハーブピーリングは、肌のターンオーバーを強力に促進することで、ニキビやその跡、毛穴の黒ずみ、くすみといった複数の悩みにアプローチし、肌全体の質感を向上させる効果が期待できます。施術後には赤みや数日間の皮むけといった過程を経ますが、それが落ち着く約1〜2週間後には、なめらかで透明感のある新しい肌への生まれ変わりを実感し始めます。

主要な4つの期待される効果

剥離ありハーブピーリングは、肌のターンオーバーを正常化することで、様々な肌悩みにアプローチします。

ターンオーバー促進による肌質改善

棘状成分の刺激が線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンやエラスチンの生成を促す可能性があります。これにより、肌にハリと弾力が生まれ、キメの整ったなめらかな肌質へと導かれることが期待されます。

ニキビ・ニキビ跡の改善

ターンオーバーが促進されることで、毛穴に詰まった古い角質や皮脂が排出されやすくなり、ニキビの根本原因にアプローチします。また、肌の生まれ変わりが早まることで、色素沈着タイプのニキビ跡の改善も期待できます。

毛穴の引き締めと黒ずみ除去

肌の再生過程で毛穴周辺の組織が引き締まり、開いた毛穴の改善が期待されます。同時に、古い角質と共に毛穴の黒ずみも排出され、クリアな印象の肌を目指せます。

くすみ解消と透明感向上

肌表面を覆っていた古い角質が剥がれ落ちることで、くすみが一掃され、ワントーン明るい透明感のある肌が期待できます。血行促進効果も相まって、健康的な血色感も得られるでしょう。

効果発現のタイムライン

効果の現れ方には個人差がありますが、一般的には以下のような経過をたどります。

  • 施術直後~3日目: 赤みや腫れ、チクチクとした痛みが出現。肌が活発に再生を始めているサインです。
  • 4~7日目: 古い角質が剥がれ落ちる「皮むけ」が本格化します。
  • 1~2週間後: 皮むけが落ち着き、新しく生まれたての肌が表面に現れ、効果を実感し始めます。
  • 1ヶ月後: 肌内部の改善が進み、ハリや透明感といった総合的な効果が安定して感じられるようになります。

※これらの効果や期間には大きな個人差があり、すべての方に同様の結果が保証されるわけではありません。

【最重要】リスクと注意すべき副作用

剥離ありハーブピーリングは高い効果が期待できる反面、相応のリスクも伴います。施術を受ける前に、ネガティブな側面も正しく理解しておくことが極めて重要です。

ダウンタイムの詳細な経過

ダウンタイムは単に「皮がむける期間」ではありません。肌がダメージから回復するための重要なプロセスであり、適切なケアが不可欠です。

  • 施術当日~2日目(炎症期): 施術直後から赤み、熱感、腫れ、チクチクとした痛みが現れます。肌が最も敏感になっている時期で、洗顔料の使用は避け、水またはぬるま湯で優しく洗い流す程度にします。
  • 3~5日目(剥離期): 皮むけが本格的に始まります。見た目が気になりやすい時期ですが、無理に剥がすのは絶対にやめましょう。炎症後色素沈着の原因になります。
  • 6~10日目(回復期): 皮むけが次第に落ち着き、新しい肌が顔を出します。ただし、肌のバリア機能はまだ完全ではないため、徹底した保湿と紫外線対策が必須です。

起こりうる重大な副作用

アレルギー反応

天然由来成分であっても、アレルギー反応のリスクはゼロではありません。特に植物アレルギーをお持ちの方は注意が必要です。万が一、呼吸困難や全身のじんましんといった症状が出た場合は、直ちに医療機関を受診してください。

炎症後色素沈着(PIH)

施術後のデリケートな肌に紫外線が当たったり、皮むけを無理に剥がしたりすると、その刺激でシミのような色素沈着が残ってしまうことがあります。

感染症

施術後の肌はバリア機能が低下しています。不衛生な手で顔を触ったり、不適切なケアをしたりすると、細菌が侵入し感染症を引き起こす可能性があります。

長期的な安全性への懸念

現在のところ、剥離ありハーブピーリングの長期的な安全性に関する十分な医学的データは蓄積されていません。動物実験の段階では、異物反応による肉芽腫(にくげしゅ)形成などの懸念も指摘されています。
繰り返し施術を行う場合は、その影響について医師と慎重に相談し、リスクとベネフィットを十分に理解した上で判断することが重要です。

施術を避けるべき人・タイミング

以下に該当する方は、施術を避けるか、事前に医師への相談が必須です。

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 重度のアトピー性皮膚炎やケロイド体質の方
  • 免疫抑制剤を服用中の方
  • 日焼け直後の方
  • 結婚式など重要なイベントを2週間以内に控えている方

施術方法の選択肢:サロン vs 自宅

ハーブピーリングには、専門家が肌を診断し安全かつ効果的に行う高価な「サロン施術」と、低コストな半面、自己判断による肌トラブルのリスクを伴う「自宅でのセルフケア」という選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットから、特に初めての方は、まず専門サロンでプロの施術を受け、ご自身の肌に合うかを確認することが強く推奨されます。

サロンでの専門施術

プロによる施術は、安全性と効果の面で最も推奨される選択肢です。専門家が肌状態を正確に診断し、適切なハーブの導入を行うため、効果を最大限に引き出し、リスクを最小限に抑えることができます。
料金相場は1回あたり15,000円~50,000円と幅がありますが、これは使用するハーブの種類やサロンの技術力、アフターフォロー体制の違いを反映しています。

自宅でのセルフケア

近年は市販のセルフ用ハーブピーリング製品も増えています。最大のメリットは、1回あたり数千円程度と費用を抑えられる点です。
しかし、自己判断で施術を行うため、肌トラブルが起きた際にすぐに対応できないという重大なデメリットがあります。特に、濃度の高い海外製品などは、予期せぬ強い反応が出る可能性があり、使用には細心の注意が必要です。

よしこ先生
よしこ先生

初めての方は、まず専門サロンでプロの施術とカウンセリングを受け、ご自身の肌がどのような反応をするかを確認することを強く推奨します。

他の美容施術との比較・選択指針

ご自身の肌悩みやライフスタイルに最適な施術を選ぶために、他の代表的な美容施術と比較してみましょう。

施術名効果実感ダウンタイム費用(1回)主なターゲット
剥離ありハーブピーリング★★★★☆5-10日1.5万~5万円幅広い肌悩み(ニキビ、毛穴、くすみ)
ケミカルピーリング★★★☆☆2-3日0.8万~1.5万円表層のくすみ、軽度のニキビ
ダーマペン★★★★★3-5日2万~4万円クレーター状のニキビ跡、毛穴の開き
レーザートーニング★★★☆☆なし1.5万~2.5万円肝斑、シミ、くすみ

【お悩み別】最適な治療法の選び方

  • ニキビ・ニキビ跡: 軽度~中等度のニキビや色素沈着跡にはハーブピーリングが有効な選択肢です。凹凸の激しいクレーター状の跡には、ダーマペンの方がより高い効果を期待できます。
  • 毛穴の開き・黒ずみ: ハーブピーリングは皮脂分泌の正常化と角質除去により、根本的な改善が期待できます。
  • 全体的なアンチエイジング: 複合的な悩みを抱える場合は、ハーブピーリングをベースに、シミにはレーザー、たるみにはHIFUなど、他の施術との組み合わせも有効です。

【ライフスタイル別】おすすめの選択

  • 社会人の方: 金曜の夜に施術を受け、週末をダウンタイムに充てるスケジュールがおすすめです。
  • 学生の方: 長期休暇を利用して、集中的にケアを行うのに最適な環境です。
  • 子育て中の方: お子様との接触による感染症リスクを考慮し、まずは刺激の少ない「剥離なし」タイプから試すのが安心です。

施術実践ガイド:効果を最大化し、リスクを最小化するために

自宅で丁寧にスキンケアをしている日本人女性

ハーブピーリングの成功は、施術前後のケアが鍵となります。施術前は日焼けや刺激の強いスキンケアを避け、カウンセリングで自身の肌状態を正確に伝えることが重要です。施術後は、バリア機能が低下した肌を徹底的に保湿し、紫外線対策を万全に行うことで美しい仕上がりにつながります。

施術を受ける前の準備

施術効果は、事前の準備で大きく左右されます。
カウンセリングでは、アレルギー歴、服用中の薬、過去の肌トラブルなどを包み隠さず伝えましょう。また、施術前1週間は、スクラブ洗顔やピーリング化粧品の使用を中止し、日焼けを徹底的に避けることが重要です。十分な睡眠とバランスの取れた食事で、肌のコンディションを整えておきましょう。

施術を受けた後のアフターケア

ダウンタイム中のケアが、仕上がりの美しさを決定づけます。
施術後3日間は洗顔料を使わず、ぬるま湯で優しく洗うのみ。肌のバリア機能が低下しているため、敏感肌用の製品で普段以上に徹底的に保湿します。そして最も重要なのが紫外線対策です。室内でも日焼け止めを塗り、外出時は帽子や日傘を必ず併用してください。

万が一の異常時の対処法

通常と異なる強い赤みや痛みが続いたり、膿を持つような症状が出たりした場合は、自己判断せず、直ちに施術を受けたサロンや提携医療機関に連絡してください。早期の対応がトラブルの悪化を防ぎます。

よくある質問(Q&A)|専門家が回答

Q1: 安全性は保証されていますか?医療行為ではない?
A1: ハーブピーリングは現在の法律上、医療行為には分類されませんが、肌に侵襲を伴う行為です。安全性はサロンの技術力や衛生管理、個人の肌質に大きく左右されます。長期的な安全性も確立されていないため、リスクを理解した上で、信頼できる施設を選ぶことが不可欠です。

Q2: アレルギー体質でも大丈夫?
A2: 事前のパッチテストが必須です。植物アレルギーの既往がある方は、アレルギー専門医に相談の上で慎重に判断してください。

Q3: 何回で効果が出ますか?持続期間は?
A3: 多くの方が1~3回で肌質の変化を感じ始めますが、悩みの深さによります。効果の持続期間も生活習慣や肌質で大きく異なりますが、良い状態を維持するには定期的なメンテナンスが推奨されます。

Q4: ダウンタイム中、仕事や学校は行けますか?
A4: 可能です。ただし、3~5日目の皮むけが最も目立つため、リモートワークに切り替えたり、マスクでカバーしたりする方が多いです。大切な予定は施術後10日以上空けるのが無難です。

Q5: 化粧はいつから可能ですか?
A5: 施術翌日から可能ですが、皮むけが激しい時期はファンデーションが綺麗にのりません。ポイントメイクで対応し、肌への負担を最小限にしましょう。

Q6: サロンと市販品、結局どちらが良い?
A6: 初めての方は、肌診断と適切なアフターケア指導を受けられるサロンでの施術を強く推奨します。セルフケアは、ハーブピーリングの経験があり、リスクを十分に理解している方向けの選択肢です。

失敗しないためのサロン選びのポイント

安全に施術を受けるためには、サロン選びが最も重要です。価格だけで選ばず、以下の点を必ず確認しましょう。

信頼できるサロンの5つのチェックリスト

  1. 資格・実績の有無: 施術者が専門的な研修を受け、十分な経験を積んでいるか。
  2. 医療機関との提携: 万が一の肌トラブル時に、迅速に連携できる医療機関があるか。
  3. 衛生管理の徹底: 器具の消毒・滅菌はもちろん、店内が清潔に保たれているか。
  4. カウンセリングの質: 時間をかけて丁寧に説明し、リスクについても正直に話してくれるか。
  5. アフターフォロー体制: ダウンタイム中の相談窓口やフォローアップの体制が整っているか。

要注意!避けるべきサロンの特徴

  • 料金が相場より極端に安い
  • 「絶対に安全」「1回で必ず治る」など、医学的根拠のない断定的な表現を使う
  • リスクやダウンタイムの説明を怠る
  • 施術前のパッチテストを省略しようとする

ハーブピーリング 剥離あり まとめ

剥離ありハーブピーリングは、正しく理解し、適切な環境で受ければ、多くの肌悩みを改善に導く可能性を秘めた魅力的な施術です。しかし、その効果と引き換えに、ダウンタイムや無視できないリスクが存在することも忘れてはなりません。

【最終確認】重要なポイント

  • 効果には個人差があり、リスクも伴う施術です。
  • 長期的な安全性については、まだ確立されていない部分があります。
  • 施術の成否は、信頼できる専門家(サロン・クリニック)選びにかかっています。
  • ご自身でリスクとベネフィットを十分に比較検討し、慎重に判断してください。
よしこ先生
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この記事が、あなたの美肌への道のりにおいて、安全で賢明な選択をするための一助となれば幸いです。

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本記事は美容皮膚科医監修のもと、2025年6月時点の最新情報に基づき作成されています。実際の施術を検討する際は、必ず専門の医療機関やサロンにご相談ください。効果やダウンタイムには個人差があり、長期的な安全性についてはまだ十分なデータが蓄積されていないことをご理解の上、ご判断ください。

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