ハーブピーリングのダウンタイムを徹底解説!施術後の過ごし方とは?

ニキビの治し方

よしこ先生
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美しい肌を求める女性たちの間で人気が高まっているハーブピーリング。しかし施術を検討する際に最も気になるのが「ダウンタイム」ではないでしょうか。肌の再生を促すハーブピーリングは効果が高い分、一定期間の肌の変化を伴います。

本記事では、ハーブピーリング後の日数ごとの経過や適切なケア方法、そして快適にダウンタイムを過ごすためのコツを詳しく解説します。施術を検討されている方の不安を解消し、計画的にハーブピーリングを取り入れるための完全ガイドとなります。

記事執筆:ニキビ研究所所長 牛尾佳子

ダウンタイムとは

ダウンタイムとは、美容施術後に肌が完全に回復するまでの期間のことを指します。この間、肌の赤みや乾燥、痛み、そして場合によっては皮むけ(剥離)などの症状が現れることがあります。
ハーブピーリングのダウンタイムは、施術の種類や個人の肌質によって大きく異なりますが、一般的には3日~2週間程度です。

ダウンタイムの期間と症状

ダウンタイムの期間は施術の強さによって以下のように分類されます。

強度期間主な症状施術の特徴
軽度2~3日軽い赤み、わずかな乾燥感角質除去が穏やか、剥離なし
中程度5~7日赤み、乾燥、軽い剥離中程度の角質除去、部分的な剥離
重度1~2週間強い赤み、痛み、顕著な剥離強力な角質除去、明確な剥離あり

ダウンタイム中に発生する主な症状としては、赤み、熱感、乾燥感、チクチク感、そして剥離が挙げられます。特に剥離が始まると、薄い膜のように皮がめくれる感覚を経験することがあります。この剥離は肌が再生している証拠であり、正常な過程ですが、初めての方にとっては不安を感じる要因にもなります。

個人差が生じる要因

ダウンタイムの長さや症状の強さには個人差があります。この個人差を生み出す主な要因としては:

  • 年齢:年齢が高いほど肌のターンオーバーが遅くなり、ダウンタイムが長くなる傾向があります。
  • 肌質:敏感肌や乾燥肌の方は一般的に反応が強く出やすく、脂性肌の方は回復が早い傾向があります。
  • 施術の種類:剥離タイプか非剥離タイプかによって大きく異なります。
  • 肌の状態:日焼けしていたり、肌トラブルがある場合は反応が強く出ることがあります。
  • 過去の施術経験:初めての方より、定期的に受けている方のほうがダウンタイムが短くなる傾向があります。

ハーブピーリングの種類とダウンタイムの違い

ハーブピーリングには大きく分けて「剥離あり」と「剥離なし」の2種類があり、それぞれダウンタイムの特徴が異なります。

剥離ありタイプのダウンタイム

剥離ありタイプのハーブピーリングは、古い角質が明確に剥がれ落ちるのが特徴です。施術後3~4日目から本格的な剥離が始まり、5~7日かけて完了します。この間、皮膚が薄く剥がれ落ちる様子は、ヘビが脱皮するようにシート状に剥がれることもあります。剥離の程度は施術の強さや肌質によって異なりますが、効果を実感しやすい分、ダウンタイムもしっかりと計画する必要があります。

剥離ありタイプは効果が高い反面、見た目の変化が大きいため、重要な予定の直前には避けるべきでしょう。特に初めて受ける方は、休日や長期休暇に合わせて計画することをおすすめします。

剥離なしタイプのダウンタイム

剥離なしタイプは、目に見える皮むけが少ないか、ほとんどない施術です。軽度の赤みや乾燥感はあるものの、2~3日程度で収まることが多く、社会生活への影響は比較的少なめです。肌のキメを整えたり、くすみを取り除いたりする効果はありますが、シミや毛穴の開きなど、より深刻な肌トラブルへの効果は剥離ありタイプよりも穏やかです。

初めてハーブピーリングを受ける方や、肌が敏感な方、ダウンタイムをあまり取れない方には、まずこのタイプから始めることをおすすめします。

種類別のメリット・デメリット比較

種類メリットデメリットおすすめの人
剥離あり・効果が高い・肌の生まれ変わりを実感しやすい・シミや毛穴に効果的・ダウンタイムが長い・見た目の変化が大きい・スケジュール調整が必要・効果重視の方・休暇中に施術できる方・肌トラブルが気になる方
剥離なし・ダウンタイムが短い・社会生活への影響が少ない・肌への負担が少ない・効果がやや穏やか・肌の変化が少ない・効果を実感するのに時間がかかる・初めての方・敏感肌の方・忙しい方

ハーブピーリング施術後の過ごし方

ハーブピーリング後の肌の状態は日ごとに変化します。ここでは、剥離ありタイプの施術を受けた場合の典型的な経過を日数別に詳しく解説します。

施術直後の状態と注意点

施術直後は肌に赤みが強く出て、軽い火照り感や熱感を感じることがほとんどです。この症状は通常2~3時間程度で落ち着きます。稀に、刺激の強いタイプの施術では、軽い灼熱感やひりつき感を感じる場合もありますが、これらは正常な反応です。

施術直後の注意点としては:

  • 肌をこすらない、触りすぎない
  • メイクは避ける(特に施術当日)
  • 冷たいタオルやアイスパックでクールダウンすると快適
  • 施術サロンから指示された専用の美容液や保湿クリームを使用する

1日目の症状と過ごし方

施術翌日(1日目)は、赤みが落ち着き始め、軽い乾燥感を感じるようになります。肌がやや硬く感じられたり、つっぱり感が出てくることがあります。この段階では、肌が再生プロセスに入り始めた証拠です。

1日目の適切な過ごし方:

  • 洗顔は指示された専用クレンザーか、ぬるま湯のみで優しく行う
  • たっぷりの保湿を心がける
  • 日焼け止めを必ず塗布する(物理的なものがおすすめ)
  • 軽いメイクは可能だが、なるべく肌への負担を減らす

2日目の症状と過ごし方

2日目になると、肌の乾燥感が強まり、つっぱり感や引きつれ感が顕著になります。肌がやや茶色く変化したり、光沢がなくなったように感じることもあります。これは古い角質が浮き上がってきている証拠です。

2日目の適切な過ごし方:

  • 保湿を頻繁に行う(2~3時間ごとが理想的)
  • 肌をこすったりせず、優しくケアする
  • 刺激の強い成分(アルコール、レチノール、AHAなど)は避ける
  • 乾燥による不快感がある場合は、保湿ミストを携帯すると便利

3~4日目(剥離開始期)の症状と過ごし方

3~4日目になると、多くの方で剥離が始まります。額やフェイスラインから徐々に薄い膜のように皮がめくれ始めるのが特徴です。肌がチクチクしたり、かゆみを感じることもあります。この時期が一番見た目の変化が大きく、社会生活への影響も最も大きくなります。

剥離開始期の適切な過ごし方:

  • 絶対に剥がれかけた皮を自分でむかない(肌トラブルの原因になります)
  • 自然に剥がれ落ちるのを待つ
  • 洗顔はさらに優しく行い、こすらない
  • 保湿は継続して行う(乾燥すると剥離が不規則になります)
  • マスクの着用で目立ちにくくすることも一つの方法

5~7日目(回復期)の症状と過ごし方

5~7日目になると、剥離がピークを過ぎ、徐々に新しい肌が現れてきます。新しい肌は赤みがあり、敏感で傷つきやすい状態です。この時期は肌の保護が特に重要になります。

回復期の適切な過ごし方:

  • 日焼け対策を徹底する(新しい肌は紫外線の影響を受けやすい)
  • 保湿を継続し、バリア機能をサポートする
  • 刺激の少ないスキンケア製品を使用する
  • メイクは可能だが、肌に優しい製品を選ぶ
  • サウナや温泉など、熱い環境は避ける

完全回復までの期間と傾向

完全回復までの期間は個人差がありますが、一般的には10日~2週間程度で肌の状態が安定します。新しい肌は、トーンが明るく、キメが整い、透明感のある状態になります。最も効果を実感できるのは施術から2週間後から1ヶ月後といわれています。

完全回復の目安:

  • 赤みがなくなる
  • 肌の感覚が正常に戻る
  • 通常のスキンケアに戻しても刺激を感じない
  • メイクのノリが良くなる

ダウンタイム中のケア方法

ダウンタイム中の適切なケアは、肌の回復を早め、トラブルを防ぐために重要です。ここでは、ダウンタイム中の基本的なケア方法を詳しく解説します。

スキンケアのポイント

ダウンタイム中のスキンケアは、「シンプルに、優しく」が基本です。肌が敏感な状態なので、以下のポイントを押さえたケアを行いましょう。

洗顔方法:

  • ぬるま湯か、刺激の少ない専用クレンザーを使用
  • 手で優しく包み込むように洗い、こすらない
  • タオルで拭く際も、押さえるように水分を取る

保湿方法:

  • セラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分が含まれた製品を使用
  • 朝晩だけでなく、乾燥を感じたら都度塗り直す
  • 保湿美容液→クリーム→ワセリンなど、段階的に保湿するとより効果的

避けるべき成分:

  • アルコール(収れん化粧水など)
  • レチノール、ビタミンC誘導体などの活性成分
  • AHAやBHAなどの角質ケア成分
  • 香料や着色料が多く含まれる製品

メイクについての注意点

メイクは肌の状態に合わせて徐々に再開していくのがベストです。

メイク再開の目安:

  • 軽度の施術:1~2日後から可能
  • 中程度の施術:3~4日後(剥離が落ち着いてから)
  • 重度の施術:7日後以降が安全

おすすめのメイク製品:

  • ミネラルファンデーション(肌への負担が少ない)
  • BBクリームやCCクリーム(カバー力があり軽い)
  • シリコンフリーの下地(肌への刺激が少ない)

注意点:

  • クレンジングは特に優しく行う
  • パウダーの重ね塗りは避ける(乾燥を助長する)
  • マスカラやアイシャドウなど、目元や口元のメイクから始めるとよい

日焼け対策の重要性

ハーブピーリング後の肌は、通常より紫外線の影響を受けやすい状態です。しっかりとした日焼け対策は必須といえます。

効果的な日焼け対策:

  • SPF30以上、PA+++以上の日焼け止めを使用
  • 物理的な日焼け止め(紫外線散乱剤タイプ)がおすすめ
  • 2~3時間おきに塗り直す
  • 帽子やサングラス、日傘などの物理的な防御も活用
  • 特に施術後2週間は直射日光を避ける

日焼け止めの選び方:

  • 敏感肌用や子供用の製品がおすすめ
  • アルコールフリーの製品
  • 低刺激処方のもの

食事や生活習慣のアドバイス

内側からのケアも、肌の早期回復には重要です。

おすすめの食習慣:

  • 水分をたっぷり摂取する(1日2リットル目安)
  • ビタミンCを多く含む食品(新鮮な果物や野菜)
  • たんぱく質(肌の修復に必要)
  • オメガ3脂肪酸(抗炎症作用、青魚やナッツ類)

避けるべき習慣:

  • 喫煙(回復を遅らせる)
  • 過度のアルコール摂取(脱水症状を悪化させる)
  • 辛い食べ物や刺激物(肌の炎症を悪化させる可能性)
  • 過度な運動(汗や体温上昇が刺激になる)

睡眠と休息:

  • 質の良い睡眠を7~8時間確保する
  • 横向きで寝ると、枕との摩擦で肌へのダメージになるため注意

ダウンタイムを快適に過ごすためのコツ

ダウンタイムを少しでも短く、快適に過ごすためのコツをご紹介します。

ダウンタイムを短縮するための方法

ダウンタイムを短縮するために実践できることはいくつかあります:

水分補給を徹底する:

  • 内側からの保湿は肌の回復を早める
  • 白湯やハーブティーがおすすめ

適切な保湿:

  • 3時間おきの保湿がベスト
  • 寝る前にはやや厚めに保湿剤を塗る

冷却ケア:

  • 施術直後の赤みには冷たいタオルで冷やす
  • 専用の鎮静パックを使用する

回復をサポートするサプリメント:

  • ビタミンC、ビタミンE
  • 亜鉛やコラーゲンペプチド

仕事や予定に合わせた施術計画の立て方

仕事や予定がある方は、以下のようなスケジュール例を参考にしてみてください:

週末利用プラン:

  • 金曜日の夕方に施術
  • 土日でダウンタイムのピークを乗り切る
  • 月曜日には軽いメイクで出社可能

長期休暇利用プラン:

  • 休暇初日に施術
  • 休暇中にダウンタイムを完了
  • 復帰時には新しい肌で出社

重要イベント前プラン:

  • イベントの2~3週間前に施術
  • イベント直前は肌が最も美しい状態

非剥離タイプでの調整:

  • 予定の3日前に非剥離タイプを選択
  • 軽いダウンタイムで済ませる

おすすめの施術タイミング

季節による違いを考慮したおすすめの施術タイミングは以下の通りです:

季節別の特徴:

  • 春・秋:最もおすすめの季節。気温が穏やかで肌への負担が少ない
  • 夏:紫外線が強いため、施術後の外出に注意が必要。室内で過ごす予定がある場合に限定
  • 冬:乾燥しやすいため、保湿を特に徹底する必要がある

肌質別のタイミング:

  • 乾燥肌:秋の終わりから冬の始め(極端な乾燥前)
  • 脂性肌:どの季節でも比較的対応しやすいが、湿度の高い梅雨時期は避ける
  • 敏感肌:気温の安定した春と秋がベスト

よくある質問(Q&A)

このセクションでは、ハーブピーリングのダウンタイムに関するよくある質問にお答えします。

ダウンタイム中に痛みが強い場合はどうすればいい?

通常、ハーブピーリング後の痛みは軽度で、ヒリヒリ感や軽い灼熱感程度です。しかし、強い痛みを感じる場合は、以下の対処法を試してみてください:

  • 冷たいタオルやアイスパックで冷やす(直接肌につけず、タオルで包む)
  • 施術サロンから推奨された鎮静クリームを使用する
  • 過度な痛みや腫れがある場合は、施術を受けたサロンに相談する
  • 症状が改善しない場合は、皮膚科を受診する

痛みを予防するためには、施術前からの保湿ケアや、初めての場合は穏やかな強さから始めることも大切です。

剥離が始まったら自分で皮をめくってもいい?

剥離が始まっても、絶対に自分で皮をめくらないでください。これは肌トラブルの大きな原因となります。剥がれかけた皮を無理に引っ張ると:

  • 肌の回復していない部分まで剥がれてしまう
  • 色素沈着の原因になる
  • 傷跡が残る可能性がある
  • 感染症のリスクが高まる

正しい対処法は、自然に剥がれ落ちるのを待つことです。シャワーやクレンジングの際に自然に落ちるものは問題ありませんが、無理に剥がそうとするのは避けてください。

ダウンタイム中に運動や入浴はできる?

軽度の運動や入浴は可能ですが、いくつかの注意点があります:

入浴について:

  • シャワーは施術当日から可能
  • 湯船につかるのは施術翌日から可能(ぬるめのお湯がおすすめ)
  • サウナや温泉、岩盤浴などの高温環境は1週間程度避ける

運動について:

  • 軽いウォーキングなどの低強度の運動は問題なし
  • 汗をかく激しい運動は3~4日は避ける
  • 運動後は速やかに洗顔し、保湿する

プールやジムは、特に剥離が始まってからは避けた方が無難です。塩素やジムの環境は肌への刺激となることがあります。

剥離しない場合、効果がないの?

剥離がないからといって、効果がないわけではありません。非剥離タイプのハーブピーリングは、見た目の剥離がなくても、微細なレベルで古い角質を除去しています。効果を実感するポイントとしては:

  • 肌のトーンが明るくなる
  • くすみが取れる
  • キメが整う
  • 化粧のノリが良くなる

剥離の有無は効果の指標ではなく、施術の種類による違いと考えるべきです。肌質や目的に合わせて適切なタイプを選ぶことが大切です。

複数回施術するとダウンタイムは変わる?

定期的にハーブピーリングを受けている方は、次のような変化が見られることが多いです:

  • ダウンタイムが徐々に短くなる傾向がある
  • 肌が施術に慣れ、回復が早くなる
  • 剥離の程度が軽くなることがある
  • 肌の反応が予測しやすくなる

ただし、施術の間隔を空けすぎると、また初めてに近い反応が出ることもあります。一般的には4?6週間ごとの施術が推奨されています。

ハーブピーリングのダウンタイム まとめ

ハーブピーリングは効果的な肌再生方法ですが、ダウンタイムへの理解と準備が成功の鍵となります。
本記事のポイントをまとめます。

  • ハーブピーリングには剥離あり・なしのタイプがあり、それぞれダウンタイムの特徴が異なる
  • ダウンタイムは個人差があるが、剥離ありタイプでは5~7日、剥離なしでは2~3日程度が一般的
  • 日数ごとに肌の状態は変化するため、それに合わせたケアが必要
  • ダウンタイム中は保湿と日焼け対策が特に重要
  • 仕事や予定に合わせた施術計画を立てることで、社会生活への影響を最小限に抑えられる
  • 季節や肌質によってダウンタイムの現れ方に違いがあるため、自分に合ったタイミングを選ぶことが大切

ハーブピーリングを受ける際の心構えとしては、「効果とダウンタイムはセットである」という認識を持ち、計画的に施術を受けることが重要です。適切な準備と知識があれば、ダウンタイム中も快適に過ごし、美しい肌の再生を実感できるでしょう。

肌は一人ひとり異なるため、初めて施術を受ける際は、信頼できるサロンで相談し、自分の肌質や生活スタイルに合った施術プランを立てることをおすすめします。ダウンタイムを恐れるのではなく、新しい肌への生まれ変わりのプロセスとして前向きにとらえてみてください。

よしこ先生
よしこ先生

ハーブピーリングは、ダウンタイムさえ乗り越えれば、大きな効果が期待できる施術です。
ぜひ、チャレンジしてみてください。

>> ハーブピーリングはニキビ跡に効果あり

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